1938年、日本大使館の改築のためベルリンに赴任した著者。改築資材を求め奔走し、歴史的建築物を訪ね歩く日々だが、戦火は否応なく迫っていた。建設総監シュペールとの面会、ベルリン芸術週間――歴史の転換点に立ち会ったモダニズム建築の巨匠、若き日の記録。〈解説〉堀江敏幸
本書は、『雪あかり日記』1974年9月30日 中央公論美術出版刊、『せせらぎ日記』1980年1月30日 中央公論美術出版刊を文庫化に際し、合本したものです。
〈著者プロフィール〉
谷口吉郎 / Yoshito Taniguchi
1904年(明治37年)、金沢市生まれ。1928年(昭和3年)東京帝国大学工学部建築学科を卒業、43年に東京工業大学教授、65年同名誉教授。62年、日本芸術院会員。博物館明治村の創設に携わり、65年初代館長に就任する。67年、谷口吉郎建築設計研究所を開設。73年、文化勲章を受章。79年、74歳で逝去。主な作品に藤村記念堂、東京御所、帝国劇場、東京国立博物館東洋館、迎賓館和風別館などがある。
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カテゴリー |
書籍 |
出版社 |
中央公論新社
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刊行年 |
2015年 |
サイズ |
10.7 x 2.2 x 15.2 cm |
ページ |
541ページ |
言語 |
日本語 / 英語 |
状態 |
新古品 |
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