ベルリンの蚤の市で見つけた Colditz社のカップ&ソーサーです。ベルリンの州旗と「Gesundheitswesen」のロゴがクラシカルなデザインとなっています。カップとソーサーの底面にはCP社のロゴが入っています。
※中古品であることをご理解の上、ご購入をお願いいたします。
[買い付けエピソード]
ベルリンのおしゃれエリア・プレンツラウアーベルクで毎週日曜日に開催されているArkonaplatzの蚤の市で、このカップアンドソーサーを見つけました。この蚤の市はアンティーク調のおしゃれな家具が販売されていたり、ファミリーが家庭で不要になったものを売っていたり、さまざまなお店が立ち並び、小規模でありながらも魅力が詰まった、とても好きな蚤の市のひとつ。
今回購入したお店は、DDR(Deutsche Demokratische Republik ドイツ民主共和国 / 旧東独 1949-1990)時代の食器や生活雑貨を多く取り扱い、ストックケースもDeutsche Post(ドイツ郵便)のレターボックス(!)と店主のこだわりを感じた、とても興味深い店構えでした。
買い付けさせていただいた Konsum(コンズーム)について調べたところ、占領下の東ドイツでソビエト軍事政権によって1945年に設立された協同組合の小売チェーンの名前でした。1950年代に入ると高度成長とともにブランドも強化され、1959年にドイツ生まれのグラフィックアーティスト・Karl Thewalt(カール・テウォルト)氏が組合シンボルである「K」のロゴを制作。カップに刻印されている「K」のロゴをよく見ると、煙突と曲がった鎌がデザインされています。
1950-1960年代に作られたこのカップアンドソーサーで、ぜひ一緒に買い付けさせていただいた 東ドイツ(DDR)CP社 カップ&ソーサーセット(赤) と合わせて、ドイツの歴史を感じるコーヒータイムを楽しんでいただけたら嬉しいです。
Selected, photographed and written by Yuko Nakajima
カテゴリー |
食器 |
サイズ |
カップ高さ58mm 直径77mm / ソーサー直径13.6mm
|
素材 |
陶器 / pottery |
from |
ドイツ / Germany
|
送料 |
500円 |
発送予定 |
3-4月に入荷・発送 |
▼東ドイツ(DDR) CP社のその他の商品
カップ&ソーサーセット(赤)