"第三代改装後にっぽん丸の全期間を撮り続けた写真家が贈る珠玉の一冊"
日本で造船された最後の日本客船「にっぽん丸」。 最も美しいと称される第三代改装後、その16年全期間の軌跡を一人の写真家が毎月欠かさず撮り続けた。海を愛する全ての人に贈る、船と港の写真が紡ぐ珠玉の物語。
2026年5月に引退することが発表された客船にっぽん丸。そんなにっぽん丸を「最も多く撮影している」と言っても過言ではない写真家・中村風詩人さんが贈る渾身の一冊。
著者である中村さんは、17年前よりにっぽん丸に乗船し、世界一周クルーズをはじめ、 欧米の主要航路や運河を航行、北欧、南米、オセアニア、アラブ諸国、さらにアフリカ大陸など世界中の港を巡られてきました。そして、にっぽん丸が佇む港の美しさや、氷河や南国の島々など客船上から見る絶景を撮影し、写真を通してその感動を伝え続けています。
BOOK & EXHIBITION INFORMATION | 『waterline – にっぽん丸の軌跡』
第三代にっぽん丸は、2010年3月の改装後から2026年の 5月に至るまで16年間運航しています。 2つのダイニングや吹きぬけのホール、スパやプールを持つ日本を代表する客船のひとつです。著者は、改装後の第三代にっぽん丸が運航する16年の間、毎月欠かさず撮影し、その姿を追い求めて来ました。日本全国の港や島々はもちろん、世界中の主要な港を網羅し、何度となく訪れる港では、四季や天候によって違う表情を撮影し、各港ににっぽん丸が佇む美しい姿を撮影してきました。また毎年のように空撮を行うことで大海原を駆け抜ける船体も撮影しています。
にっぽん丸と共に過ごした17年間で撮影した写真は50万枚を超え、名実ともに誰よりも一隻の姿を撮り続けてきました。一隻の客船写真集として、これまでにないスケールでお届けする集大成。海と港が紡いだ物語の数々が『waterline – にっぽん丸の軌跡』として発刊されます。また北関東、東北を中心に同写真集の写真展開催が予定されています。
concept of [ waterline – にっぽん丸の軌跡 ]
waterline とは船の「喫水線」を表す言葉。それは海と船を繋いでいる線のことです。 その線を辿れば、これまで巡ってきた様々な港が航路図のように繋がっていくはず。
「17 年間で水の上に描いた線」と「海と船を繋ぐ線」
そんな2つの水の線をイメージして『waterline – にっぽん丸の軌跡』が生まれました。
本書では港ごと、国ごと、その土地ごとの風景美と共にあるにっぽん丸が表現されています。 船旅が好きな全ての人に贈る珠玉の一冊、ぜひご覧ください。
写真展『waterline – にっぽん丸の軌跡』開催
■栃木県総合文化センター
期間:2025年10月11 日(土)〜10月15日(水)
ギャラリートーク:10/12(日)
■仙台メディアテーク
2025年10月18日(土)〜10月20 日(月)
ギャラリートーク:10/20(月)
■前橋JOMOスクエア
2025年10月24日(金)〜10月27日(月)
ギャラリートーク:10/25(土)
■水戸京成百貨店
2025年10月30 日(木)〜11月4日(火)
ギャラリートーク:11/2(日)
※他会場については、決まり次第こちらにてお知らせします。
カテゴリー |
新本 |
出版社 |
AP出版 |
刊行年 |
2025年 |
サイズ / 仕様 |
A4版 / ソフトカバー |
ページ |
168ページ |
言語 |
日本語 |
送料 |
430円 |
発送予定 |
2025年10月下旬頃
|
※発送は2026年10月下旬頃となりますのでご注意ください。
※当サイトでのご注文特典として、著者作品のポストカードを同封させていただきます。
Artist
中村風詩人 / Kazashito Nakamura
写真家。世界一周、南太平洋諸国一周、東南アジア一周、オセアニア一周、欧州一周、などを旅して80カ国以上を撮影。各国観光局のパンフレット等を製作。人物撮影では安倍晋三総理や著名人はじめ、芸術分野の人物も多く東京交響楽団他バレエ団や歌劇団などの撮影も担当。また日本橋三越はじめ各百貨店や新聞社ホール、客船上での公演や写真講座、全国的にフォトツアーや世界旅写真展主審査なども務める。代表作に世界3周分の海の風景をおさめた写真集『ONE OCEAN』出版。海の風景は広島県の切手にも採用。2018年4月に著書『小笠原のすべて』(JTBパブリッシング)を上梓。
▼著者の関連商品
写真集『ONE OCEAN』
ガイドブック『小笠原のすべて』
アート作品(受注制作)
〈 海を纏うスカーフ 〉
Moonlight before sunrising, Adriatic Sea
Sunrise, Adriatic Sea